加藤豊・監修 『マッチラベル博物館』

加藤豊 監修・解説 『マッチラベル博物館』
近代日本のグラフィズム マッチラベル博物館 加藤 豊コレクション
Modern Japanese Graphism Matchlabels Museum KATOH Yutaka Collection
東方出版 2004年11月25日初版第1刷発行
全258p 25.5×26.5cm 角背紙装上製本 カバー 定価8,000円+税
企画・編集: 福田綾美
デザイン: 坂本佳子(大向デザイン事務所)

 
値段は高いが図版・解説共に充実したマッチラベル本。明治・大正・昭和初期の商標マッチラベルをカラーで掲載。マッチラベル図版は約2,600点とやや少なめだが、そのぶん極端に小さい図版はなく、ほぼ原寸大、部分拡大図も挿入されていて、意外に緻密な職人技に感嘆。全点にデータと適宜解説も付されているので嬉しい。アートとして、産業として、そして趣味(コレクションの対象)としてのマッチラベルと、各方面からの興味に対応できる内容。ブックデザイン・レイアウトも楽しい。序文(「まえがき」)が横尾忠則氏なのも画竜点睛といえよう。猫ラベル・象ラベルの特集ページもあるよ。
 
「古燐票博覧会」ホームページ:
http://jrc-web.com/MatchLabels/index.html
同ホームページより 書籍「マッチラベル博物館」:
http://jrc-web.com/MatchLabels/page-key/key4-book-p02.html
 
 
マッチラベル博物館1
 
 
マッチラベル博物館2
 
 
マッチラベル博物館3
 
 
マッチラベル博物館4
 
 
目次:
 
まえがき (横尾忠則)
マッチの解説
マッチ商標史
 
特集01 新燧社
特集02 燐寸王 瀬川票
特集03 直木・象ベスト票
特集04 中華民国向け票
特集05 印度向け票
 
第1章 自然
旭日
御来光
太陽・月
星・地球・雷
富士
風景


牡丹

樹木
果実
桃票
作物
コラム01 スウェーデン外国票
 
第2章 生き物
和装美人
洋装美人
西洋美人
中華美人
日本男児
男性
偉人
人気者
童子
逸話
身体

鷲・鷹
燕・雀
鳳凰・孔雀
鳩・鸚哥

蝙蝠

獅子
西洋獅子
鹿

幻獣
動物
十二支 子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥
博愛
対峙・格闘
昆虫・蛙


魚介
貝・珊瑚・亀
コラム02 奴マッチ広告票
 
第3章 道具
装身具
宝・貨幣

懐中物・扇子・提灯
武器
燐寸
煙草
燈火・日常品
遊戯・競技
楽器
機器・工具
自動車・電車
自転車・馬車
軍艦

飛行機・飛行船
気球・羽根
建造物
コラム03 天狗煙草票
 
第4章 シンボル
日章旗
中華旗
外国旗
和風紋
中華紋・洋風紋
一番文字
和文字
中華文字
欧文字
裏文字票
天使

福助
架空
 
マッチラベルコレクター
福山碧翠と燐趣界盛衰史
蘭渓文庫
木版個人票
主要燐趣同好会一覧
福山碧翠・燐趣界年表
 
マッチ創成期
マッチ産業年表
 
図版リスト
謝辞・インフォメーション
主要参考文献
あとがき

 
 
マッチラベル博物館5
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
スポンサーサイト

藤井友樹・安藤州平 『ミニアチュールマッチの世界』

藤井友樹・安藤州平 
『ミニアチュールマッチの世界』
 
京都書院アーツコレクション83
藤井友樹コレクション/解説: 安藤州平 
京都書院 平成10(1998)年3月1日第1刷
255p 文庫サイズ 並装 カバー 定価1,000円+税

 
 
ミニアチュールマッチの世界1
 
 
文庫版マッチラベル画集。縦構図のものは一頁一枚、横のものは一頁二枚(多くて三枚)と、図版が大きいのが特徴。横構図のもので見開きで一枚というのもあるが、これは逆に見にくい。
 
 
ミニアチュールマッチの世界2
 
 
ミニアチュールマッチの世界3
 
 
ミニアチュールマッチの世界4
 
 
目次:
 
・まえがき
・マッチラベルI 「ロゴ・マークとレーベル」
 トピック「マッチラベルはレコードのレーベルと同じ」
・マッチラベルII 「乗り物・道具・建物」
 トピック 「マッチラベルの初代アーティストは会社のオーナー」
・マッチラベルIII 「人物とドラマ」
 トピック 「マッチラベルに見る男と女のドラマ?!」
・マッチラベルIV 「動物」
 トピック 「マッチラベルに見る動物の話」
・マッチラベルV 「復刻版アンティークマッチ」
・概説マッチの話
 マッチの歴史概観
 マッチの製作技術の話
 アンティークマッチ復刻版を手がけた人 
・あとがき
・参考文献
・おまけのページ
 あなたが作るアンティークマッチ・レプリカ・キット

 
 
ミニアチュールマッチの世界5

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

下島正夫 『マッチラベル 明治・大正・昭和・燐票博物館』

下島正夫 
『マッチラベル―明治・大正・昭和・燐票博物館』

The Art of Japanese Matchbox Labels
駸々堂 1989年10月16日発行
185p 29×22cm 角背紙装上製本 カバー 定価3,900円

 
 
下島正夫 マッチラベル1
 
 
帯文:
 
「懐かしの名画、モガ・モボ時代のカフェ、
広重・北斎の浮世絵、十二支の動物たち……
マッチラベルにくり広げられる、デザインの小宇宙
 
横尾忠則氏推薦
 
約1800点
オールカラー掲載」

 
 
目次:
 
「マッチラベルにみるプレモダニズム」 横尾忠則
マッチラベル (図版) 明治
マッチラベル (図版) 大正・昭和
「マッチラベル―明治、大正、昭和の燐票誌」 下島正夫
 
Pre-modernism in Matchbox Labels - Tadanori Yokoo
Matchbox Label Designs: Meiji Era
Matchbox Label Designs: Taisho & Showa Era
A CHronicle of Matchbox Labels through the Meiji, Taisho and Showa Eras - Masao Shimojima
 
 
下島正夫 マッチラベル2
 
明治時代のマッチラベルは楽しい。
 
 
下島正夫 マッチラベル3
 
大正・昭和はつまらない。画像は昭和期のカフェーのマッチだが、このへんのドグラマグラな頽廃感はよい。
 
 
本書収録の横尾忠則氏「マッチラベルにみるプレモダニズム」より:
 
「デザイン教育を一切受けずにデザインの世界に飛び込んだぼくの中のデザイン観といえば未発達なプレモダンな「図案」の域をそれほど出ていないものであったので、モダンデザインは(略)本質的にぼくの中にそれを受け入れる因子がなかったのかもしれない。(略)ぼくにとって苦痛の種だったモダニズムに対立して現われたのがプレモダンのデザインとしてのマッチのラベルだったのである。
バーや喫茶店でくれる広告マッチではなく、戦前からあるいわゆる家庭用マッチである。このマッチの「図案」にはモダニズムデザインが捨てた全ての要素があった。(略)
ぼくの考え方の中にデザインは本来、匿名的なものでなければならないという観念がある。そういう意味でマッチのラベルは全く匿名的といわざるを得ない。この匿名的なものが持つプリミティヴなキッチュ感覚、つまりデザインの辺境ともいうべきジャンルであるが、この辺境の力こそが中心であるモダニズムに一撃を加えないはずがないと思った。」

 
 
下島正夫 マッチラベル
 
ハルピュイア。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

三好一 『明治・大正 日本のマッチラベル』

三好一 『明治・大正 日本のマッチラベル』
京都書院アーツコレクション32 平成10(1998)年9月1日第1刷
全256p 文庫本サイズ カバー 本体1,000円

 
マッチラベルの本は絵柄のテーマ別に分類されているものが多いですが、本書は生産地・製造所別に分類されているのが特色です。豆知識もちりばめられています。
 
現在は紫紅社から新装版が出ていますが、旧版のカバーデザインが好きなのでこっちを買いました。
 
 
match 1
 
天使だと思いますが、こういう感覚は素晴らしい。ガロ系です。
 
 
match 2
 
マッチラベルといえば象。七頭が一列に並んでいる場面だと思います。アヴァンギャルドかつポップな遠近法。
 
 
match 3
 
親子票。上はマッチ箱、下はそれが12個入った包に貼られたラベル。同じものが大きさを違えて繰り返される感じとか、同じものが微細な差異を生み出しつつ増殖していく感じがよい。中国人のお金持ちが耳掃除してもらっている場面だと思うが、「必殺仕事人」の匂いを感じる。
 
 
match 4
 
match 5
 
match 6
 
match 7
 
若冲ふう夢魔的な象。ゾウだけどトラウマになりそう。
 
  
マッチラベル: 明治 大正(上方文庫コレクション)紫紅社サイト
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  

 
 
 
 
 
 
 
 
 
プロフィール

ひとでなしの猫

Author:ひとでなしの猫
ひ-2-改(ひとでなしの猫 2 改訂版)

◆「樽のなかのディオゲネス」から「ねこぢる」まで◆

難破した人々の為に。

分野: パタフィジック。

趣味: 図書館ごっこ。

好物: 鉱物。スカシカシパン。タコノマクラ。

将来の夢: 石ころ。

尊敬する人物: ジョゼフ・メリック、ジョゼフ・コーネル。

最近の記事
カテゴリー
ブログ内検索
リンク
フリーエリア
netakiri nekotaroの最近読んだ本