スズキコージ 『大千世界の生き物たち』

スズキコージ 
『大千世界の生き物たち』


架空社 
1994年5月 初刷
2004年10月 5刷
全156p 
17.5×17.5cm 角背紙装上製本 カバー 
定価1,900円+税



本書「あとがき」より:

「このたび、奇跡的に架空社からこの本が復活する事となり、大変喜ばしい事である。
 すでに絶版になっていた「大千世界のなかまたち」(福音館)の更に初期の形、月刊誌「子どもの館」(福音館)に長期連載されていた「大千世界の生き物たち」を、ほぼ当時の絵と原文のままで、堂々新登場となったわけである。」



スズキコージ 大千世界の生き物たち 01


うちの本棚での本書の定位置はボルヘス『幻獣辞典』(挿絵は「鈴木康司」こと本書の著者スズキコージ氏)とエドワード・ゴーリー『まったき動物園』の間なのだが、時々行方不明になって、いくら探しても出てこなくなることがある。諦めていると、いつの間にか元の場所に戻っているのだが、そういう時には、中を開けると見たこともない東欧あるいはインドネシア風の文字が印刷されたお菓子の包み紙が挟まったりしているので謎である。


本書に登場する生き物たち:

ゼレファンタンケル
ムーン・ドッグン
フミキリン
ケズリイ
フンドーン
ビソス
カカシャ
ブマ
ヒノミヤグラン
ヤジウマン
ツララン
ザランス・ファッター
ボヤンコ
ミンゴール
シッポロバン
スッパラガス
イタダキイ
ツギハギイ
テレフォネン
ベンチィ
マワリル
ネンドン
カゲル
ガイトール
ペントロンザ
マンホールマン
ガイコツン
スモーケル
トーセンボウ
タダノリン
メトロウメン
ノンバスティ
ランドセルン
ラッパア
ナンモーン
コーカンマン
マザー・パチコ
ボルボル
モーハツジュー
ドラガン
マスカン
フィッグ
メラルザイルン
ベーロ
セントロン
ギタン
ビトウス
スルーン
ネストン
ジャーン
ワイゾル
キャメラッド
トンブレラン
ヒヤケドン
タコール
ウミウマン
エリンバトラ
ポンプン・フェックス
モノホシザウルス
マドリアス
ダンボーン
サカダチン
ダイコーン
フトノトフ
カガミル
コトコトン
フリコウ
スキママン
ブラッキン
センリョール
ブッタ



スズキコージ 大千世界の生き物たち 02


「この本のカバーそで部分の写真は作者自身が、大千世界の生き物に変身した際のものである。」



◆本書より◆


「はじめに」より:

「ぼくは子どものころから、自分のまわりに、人間ではない何かの生き物の気配を感じることがあって、(中略)知らんぷりしていると、ちゃんと姿をあらわしてくれるのだった。」
「いずれにせよ、ふだん目には見えないだけで、この大千(だいせん)世界には、なんと多くの生き物たちがいっしょに生きて暮らしていることか。」



スズキコージ 大千世界の生き物たち 03


「ザランス・ファッター ZARANCE-FATTAR」より:

「大千世界の巨人族の中では小型の種族なのだが、人間から見ると、とてつもなく大きく、自動車の蒐集癖がある怪物。
 人間の目には見えなくて、うっすら、うす紫色の影がさす程度で、ビルの屋上などに乗って、大きな目で、えものをじっと見つめている。これぞという車に目をつけると、鼻の穴から超音波を発して、吸いとり、巨大な服のポケットにしまいこむ。乗っていた人間は、急に車がなくなってしまうので、あわてふためくが、ザランス・ファッターの超音波で車を運転する能力が失くなり、まったく車に興味を失くしてしまうので、スキップなどしながら、道路を走っていってしまう。」




















































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プロフィール

ひとでなしの猫

Author:ひとでなしの猫
ひ-2-改(ひとでなしの猫 2 改訂版)

◆「樽のなかのディオゲネス」から「ねこぢる」まで◆

難破した人々の為に。

分野: パタフィジック

趣味: 図書館ごっこ。

好物: 鉱物。スカシカシパン。タコノマクラ。

将来の夢: 石ころ。

ハンス・アスペルガー・メモリアル・バーベキュー

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