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『没後二十年 西脇順三郎展』 (世田谷文学館 2002年)

『没後二十年 
西脇順三郎展』


編集・発行: 世田谷文学館
発行日: 平成14年9月28日
152p 
24×17cm 並装(フランス表紙)
撮影: 佐藤新一
校正: 岩田高明
デザイン: 白井光春
制作: 株式会社美術出版デザインセンター


会期:
平成十四年九月二十八日(土)~十一月四日(月・祝)



(2012年8月)
ヤフオクに本図録が1,500円で出品されているのをみて、このような西脇順三郎展が開催されていたことをはじめて知りました。すでに入札者がいたので「日本の古本屋」サイトでさがしてみると、2,100円から3,000円で出ていました。しかしながら世田谷文学館のサイトでまだ本図録を販売しているようなので注文してみたところ新品が届きました。頒価1,400円に送料325円、それに手数料でした。
いままでの西脇順三郎展は絵画作品に重点がおかれていましたが、本展は世田谷文学館だけあって生原稿や文学者宛の書簡やノート類、それと「押し花帳」に重点がおかれています。


西脇順三郎 没後二十年 01


目次:

西脇さんのフシギ――時空を駆け抜けたサンポ (佐伯彰一)
凡例

第一章 詩――西脇順三郎記念室
 近代詩の諧謔――西脇の詩に近づくヒントとして (飯島耕一)
   *
 生い立ち
 外務省勤務
 英国留学
 結婚
 アルバム
 語学研究
 「無限」
 「失われた時」『失われた時』
 「起源」『失われた時』
 萩原朔太郎
 中河与一
 北川冬彦
 瀧口修造
 山本健吉
 北園克衛
   *
 西脇順三郎へのオマージュ 
  井上輝夫
  江森國友
  北川透
  城戸朱里
  白石かずこ
  多田智満子
  那珂太郎
  野村喜和夫
  平出隆
  福田陸太郎
  藤富保男
  安水稔和

第二章 絵画――空想美術館
 西脇順三郎の絵 (飯田善國)
   *
 西脇順三郎の絵画
  多摩川風景
  ムサシノの赤松
  北海道の旅
  小千谷――信濃川
  伯耆大山
  箱根より伊豆を望む
  窓(ボードレール)
  静物
  ツツジ・グミ・ユスラウメ
  水精たち
  仁和寺の塔(秋の朝)
  伊太利の夏――ハドリアヌス帝城趾
  伊太利風景――パドワ付近(1)
  伊太利風景――パドワ付近(2)
  伊太利旅行
  太陽(Ambarvalia)
  マルコニー侯爵夫人(伊太利旅行)
  伊太利旅行(イタリーの麦畑)
  樹
  山水図
 詩画集『蘀』
 装幀画
 『Chromatopoiema』
 『traveller's joy』
 『Gennaio A Kyoto』(January in Kyoto)

第三章 旅――世田谷 奥の細道
 幻影の人と旅 (新倉俊一)
   *
 西脇順三郎と世田谷
 柳田國男
 「山櫨」『近代の寓話』
 「菜園の妖術」『えてるにたす』
 「えてるにたす」『えてるにたす』
 「田楽」『禮記』
 「禮記」『禮記』
 「愛人の夏」『禮記』
 『壤歌』
 「キササゲ」『人類』
 「エロス」『人類』
 「春」『人類』

第四章 草花――空想植物園
 西脇順三郎と草花
 押し花帳
   *
 西脇順三郎へのオマージュ
  伊藤勲
  加藤郁乎
  関口篤
  松田幸雄

第五章 西脇文庫――空想ライブラリー
 西脇順三郎晩年の比較言語学 (四方田犬彦)
   *
 晩年の業績
 小千谷市立図書館
 ギリシア語と漢語の比較研究
 芭蕉研究
 日本語研究
   *
 西脇順三郎へのオマージュ 
  入沢康夫
  大岡信
  金田弘
  窪田般彌
  新川和江
  鶴岡善久
  萩原葉子
  ホセヤ・ヒラタ
  メアリ・ド・ラケウィルツ
  吉増剛造

資料編
 西脇順三郎年譜 (新倉俊一 編)
 主な出品資料



西脇順三郎 没後二十年 05


原稿。


西脇順三郎 没後二十年 02


「西脇順三郎へのオマージュ」、多田智満子自筆原稿。
「翁遊ぶよ/Ω(オメガ)の亀を/裏返し」。


西脇順三郎 没後二十年 03


絵画作品は9頁19点。


西脇順三郎 没後二十年 04


池田満寿夫との合作詩画集。


西脇順三郎 没後二十年 06


西脇順三郎 没後二十年 07


「第四章 草花」では、昭和30~40年代の押し花帳が、14頁にわたって紹介されています。さらにスケッチブック「草花の絵」の内容も3頁にわたって紹介されています。図版が小さいのが残念ですが、たいへん興味深いです。


西脇順三郎 没後二十年 09


「第五章 西脇文庫」では、「ギリシア語と漢語の比較研究ノート」「芭蕉に関するノート」「日本語学ノート」「単語帳」などが紹介されています。

これらのノート類や書簡類が出版されるなり、ネット上で資料として閲覧できるようになるとよいです。


西脇順三郎 没後二十年 08

















































































































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難破した人々の為に。

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