『田中一村 新たなる全貌』 (千葉市美術館ほか 2010年)

「狂った狼 死神先生 これは近頃の私のアダ名です」
(田中一村)


『田中一村 
新たなる全貌』


千葉市美術館/鹿児島市立美術館/田中一村記念美術館
2010年8月21日 発行
359p 
32×24cm 角背紙装上製本
編集: 松尾知子(千葉市美術館)/山西健夫(鹿児島市立美術館)/濱元良太(田中一村記念美術館)
翻訳: パメラ・ミキ
デザイン: 近藤正之(求龍堂)
製作: 深谷路子(求龍堂)


千葉市美術館
2010年8月21日(土)―9月26日(日)
鹿児島市立美術館
2010年10月5日(火 ―11月7日(日)
田中一村記念美術館
2010年11月14日(日)―12月14日(火)



日本画家田中一村は1908年栃木県生。彫刻師だった父親の手ほどきで幼い頃から絵を描き始める。東京美術学校日本画科に入学する(東山魁夷、橋本明治らと同期)も、二ヶ月で退学。川端龍子の青龍展に出品、入選するが、自信作が落選となったことから不信を抱き離脱。その後は日展や院展などで落選を繰り返す。1958年に奄美大島に移住。1977年、69歳で逝去。生前は画家として注目されることはなかったが、没後、1985年にNHK教育「日曜美術館」で特集番組が放映され、展覧会が開催されると大きな反響を呼んだ。

『田中一村 新たなる全貌』展図録です。大判のハードカバーで、巻末にはサムネイル画像(モノクロ)付きの作品目録が掲載されています。
出品作図版238点、出品資料(愛用品等)図版9点、一村撮影の写真図版94点がカラー印刷で、「参考」として写真図版29点がモノクロで掲載されています。
本文中モノクロ図版多数です。


田中一村 01


表紙は奄美時代の作品「アダンの海辺」(1969年)。


田中一村 02


内容:

ご挨拶/Foreword (主催者)
特別展に寄せて~奄美と一村~ (宮崎緑)
田中一村 精霊との交感 (小林忠)

図版
 第一章 東京時代(1908―1938)
 第二章 千葉時代(1938―1958)
 第三章 奄美時代(1958―1977)
 一村撮影の写真

田中一村、奄美へのプロローグ (河野エリ)
田中一村の新たなる全貌を求めて 独歩の画家の画嚢をさぐる (松尾知子)
田中一村 様式形成への模索 (山内健夫)
「奄美時代」(1958~1977)の田中一村について (前村卓巨)

作品解説
落款一覧
年譜
田中一村 没後の動向/鑑賞史/参考文献
田中一村作品目録
出品リスト/List of Exhibits



田中一村 03


「秋色」(部分拡大図)、千葉時代。


田中一村 05


「ナラの木とトラツグミ」、千葉時代。


田中一村 04


「榕樹に虎みゝづく」、奄美時代。


田中一村 06


「枇榔樹の森」、奄美時代。


田中一村 07


「熱帯魚三種」、奄美時代(1973年)。




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ひとでなしの猫

Author:ひとでなしの猫
ひ-2-改(ひとでなしの猫 2 改訂版)

◆「樽のなかのディオゲネス」から「ねこぢる」まで◆

難破した人々の為に。

分野: パタフィジック。

趣味: 図書館ごっこ。

好物: 鉱物。スカシカシパン。タコノマクラ。

将来の夢: 石ころ。

尊敬する人物: ジョゼフ・メリック、ジョゼフ・コーネル。

ハンス・アスペルガー・メモリアル・バーベキュー。

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