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ジャン=ルイ・ベドゥアン 編 『ブルトン詩集』 稲田三吉・笹本孝 訳 (新装版) 

「フーリエよ ひとびとは嘲笑してきたが よきにつけ 悪しきにつけいつの日かきみの救済策が試みられるようになるだろう」
(アンドレ・ブルトン 「シャルル・フーリエに捧げるオード」 より)


ジャン=ルイ・ベドゥアン 編 
アンドレ・ブルトン 
『ブルトン詩集』 (新装版) 
稲田三吉・笹本孝 訳

André Breton : Choix de poèmes

新装版海外詩シリーズ
思潮社 
1974年12月10日 第1刷発行
1975年6月15日 第2刷発行
261p(うち別丁図版16p) 
19×12.5cm 並装 
カバー ビニールカバー 
定価1,200円
装幀: 米村隆



本書「あとがき」より:

「この本は、セゲルス社発行の今日の詩人叢書第13巻『アンドレ・ブルトン』の全訳である。」


表題は「ブルトン詩集」となっていますが、巻頭に編者による長編のブルトン論が置かれ、図版ページをはさんで後半が散文作品の抜粋をも含めたアンソロジーになっているので、「アンドレ・ブルトン読本」とするべきでした。


ブルトン詩集 01


帯文:

「四次元世界の認識に自らの詩の一切をかけた詩人の、超現実(シュルレアリテ)の実践の全貌を捉える選詩集
私はいかなる感覚器官の働きにも翻弄されぬ
とは言うものの、ある晩、エチエンヌ・マルセルの銅像の近くの
灰の髪のなかで歌っていた蟋蟀に
突然共謀のまなざしを抛げかけられ 命令されたのだ
アンドレ・ブルトンよ 通れ と
《向日葵》より」



目次:

† 詩人論
アンドレ・ブルトン (ジャン=ルイ・ベドゥアン)
 略伝
  Ⅰ
  Ⅱ
  Ⅲ

† 作品
未刊詩集
 黄金の沈黙
溶ける魚
現実僅少性論序説
 奇蹟のつづき
女見者への手紙
ナジャ
シュルレアリスム第二宣言
自由な結合
通底器
白髪の拳銃
 警戒
 危険な救助
水の空気
黒い沐浴場にて
 黒い沐浴場にて
狂気の愛
全き余白
シュルレアリスムと絵画
 マックス・エルンストの伝説的生活
黒い諧謔の選集
 ジャン=ピエール・ブリッセ
 レイモン・ルーセル
 マルセル・デュシャン
1935―1940
 すべてに賭けよ
 どんな用意が
1940―1943
 戦争
秘法十七番
シャルル・フーリエに捧げるオード
1947
 幕の前で
1948
 サン・ロマノの途上で

† 書誌
作品
雑誌に発表された作品と未公刊の作品
主要なパンフレット、宣言、集団のマニフェスト
序文
会見談

† 図版 (挿画・写真・筆跡)
ブルトンの原稿筆跡
ダダの示威運動 (1920)
ナジャの眼 (1926)
アンドレ・ブルトン 象徴的機能のオブジェ (1931)
アンドレ・ブルトン ポエム・オブジェ (1936)
メキシコにてレオン・トロツキーと共に (1938)
マルセイユにて娘オーブと共に (1940)―写真イラ
アンドレ・ブルトン ポエム・オブジェ (1941)
ポエム・オブジェ (1943)
ロングアイランドにてマックス・エルンストと共に (1943)
アンドレ・ブルトン 喜劇の流儀における悲劇 (1943)
アンドレ・ブルトン ポエム・オブジェ「ランプ」 (1944)
秘法十七番のためのマルセル・デュシャンのショー・ウインドー (1945)
アパッチとチュニー区域の国境にて (1945)
アルシール・ゴルキーの犬 (1946)
アンドレ・ブルトンの書斎 (1946)
アンドレ・ブルトン レオニー・オボワ・ダッシュビーの祭壇 (1947)
鳥籠 (1948)
ル・コルセ・ミステール

あとがき (訳者)



ブルトン詩集 02

























































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Away with the Fairies

難破した人々の為に。

分野: パタフィジック。

趣味: 図書館ごっこ。

好物: 鉱物。スカシカシパン。タコノマクラ。

将来の夢: 石ころ。

尊敬する人物: ジョゼフ・メリック、ジョゼフ・コーネル、尾形亀之助、森田童子。

すきなことば: 「だれもいない」「ギブアウェイ」「ウポポイ」「隠密」
きらいなことば: 「人と人とのつながり」「キャリアアップ」「ほぼほぼ」「三密」

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歴史における自閉症の役割。

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