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R・D・オールティック 『ロンドンの見世物』 (小池滋 監訳)

R・D・オールティック 『ロンドンの見世物 I』 
小池滋 監訳

浜名恵美・高山宏・森利夫・村田靖子・井出弘之 訳

国書刊行会 1989年12月20日初版第1刷発行
441p 訳者紹介1p
A5判 丸背紙装上製本 カバー 定価4,300円(本体4,175円)
装訂: 平野甲賀
Richard D. Altick : The Shows of London, 1978



「訳者あとがき」(第III巻所収)より:

「リチャード・ダニエル・オールテッィックは一九一五年の生まれ、アメリカのオハイオ州立大学の先生を長く勤め、現在は退職して名誉教授であるが、(中略)いまでも研究と執筆に勤勉にとり組んでいるようである。」
「専門は英文学研究で、とくに一八・一九世紀が彼の得意の領域である。(中略)彼はある特定の批評理論を奉じて、その教祖になるというような、最近のアメリカの大学の先生によくあるタイプの学者ではない。もっと伝統的な、よくも悪くも「イギリス的」な手堅い経験主義で武装して、尨大な資料文献の山にアタックし、それを噛みくだいて消化するという姿勢を、最初から最後まで崩さない。」



ロンドンの見世物01


帯文:

「英国見世物年代記
聖遺物から自動人形、世界の珍獣、パノラマまで
〈見る〉〈集める〉という行為に憑かれた
大衆の想像力を絵解きする見世物大百科!!」



帯背:

「娯楽興行
の社会史」



帯裏:

「登場する主な見世物
トラデスキャントの箱舟/巨人の骨/リーヴァー博物館/ピドコック巡業動物園/学者豚/ベドラム精神病院/彩色のプリンス/サーモン夫人の蝋人形/覗きからくり/自動人形/マーリンの魔法の洞窟/哲学的花火/ヴォクスホールの気球/ウェストミンスター寺院/ロンドン塔/ロイヤル・アカデミー展/エイドフュージコン/レスター・スクエア・パノラマ館/コロシアム/他」



カバーそで文:

「産業革命と植民地経営によって、未曾有の繁栄を誇ったイギリスはまた、世界随一の見世物王国でもあった。中世末期から19世紀にかけてロンドンで興行され、人びとを夢中にさせた見世物、娯楽施設の数々を、同時代の証言と貴重な図版で紹介。〈見る〉〈集める〉という行為に憑かれた、近代ヨーロッパ大衆の想像力を絵解きする見世物大百科。
第1巻は、教会の聖遺物、収集家の珍品キャビネットの英国見世物史の濫觴から、学者豚、蝋細工、覗きからくり、自動人形など、あの手この手の見世物興行、ロンドン塔、ウェストミンスター寺院、ベドラム精神病院などのロンドン名所案内、遊園地が催す噴水ショー、花火、気球の打ち上げ、ロイヤル・アカデミー美術展の開催、エイドフュージコン、ロンドン名物コロシアムの巨大パノラマの登場まで、17世紀初頭から18世紀の見世物業界の活況ぶりを生き生きと描く。」



目次:

序論
第1章 キャビネットから博物館へI 1600-1750年
第2章 キャビネットから博物館へII 1750-1800年
第3章 妖怪変化屋ならびに世にも不思議な見世物師たち
第4章 蝋細工と時計仕掛け
第5章 機械仕掛けの発明展
第6章 水、火、空気と天の寝台
第7章 一八世紀ロンドンの名所と行楽地
第8章 アート・オン・ディスプレイ
第9章 エイドフュージコン
第10章 レスター・スクエアのパノラマ
第11章 歓楽宮のパノラマ
文献注
一七世紀ロンドン市街図



ロンドンの見世物02

「1784年にパンテオン劇場で展示されたルナルディの気球」


ロンドンの見世物03

「マジック・ランタン」


ロンドンの見世物05

「エイドフュージコン。万魔殿の景を見せている」



R・D・オールティック 『ロンドンの見世物 II』 
小池滋 監訳

浜名恵美・高山宏・森利夫・村田靖子・井出弘之 訳

国書刊行会 1990年2月28日初版第1刷発行
491p 訳者紹介1p
A5判 丸背紙装上製本 カバー 定価4,300円(本体4,175円)
装訂: 平野甲賀
Richard D. Altick : The Shows of London, 1978



ロンドンの見世物06


帯文:

「世界を一望の下に!!
世はまさにパノラマ時代、猫も杓子もパノラマ通い。
フリーク・ショーに動物園、蝋人形館も大入満員。
ますます巨大化、多様化する見世物興行の数々。」



帯背:

「パノラマ
黄金時代」



帯裏:

「登場する主な見世物
ディオラマ/動くパノラマ/コズモラマ/ファンタズマゴリア/親指トム将軍/シチリアの妖精/生ける骸骨/ホッテントット・ヴィーナス/アステカの小人族/エジプシャン・ホール/ナポレオンの馬車/古生物の化石/中国展覧会/人魚/サルタン・ティプーの虎/珍獣ボナサス/鯨の骸骨/リージェンツ・パーク動物園/象のチュニー/模擬海戦/サリー動物公園/火山噴火ショー/マダム・タッソー蝋人形館/活人画/造形ポーズ」



カバーそで文:

「世はまさにパノラマ時代。巨大なカンヴァスに写し出される世界の町々、アルプスの山々、最新の戦争光景。ディオラマ、動くパノラマ、コズモラマと次々現われる新機軸に、幽霊ショーでロンドン市民を恐懼せしめたファンタズマゴリアも上陸。東洋の珍品、古代遺宝を並べたてたブロックのエジプシャン・ホールが異国趣味、古代幻想をかきたてれば、新大陸やアフリカから連れてこられた「高貴な野蛮人」や、フリーク・ショーが一世を風靡する。動物園には世界の珍獣奇獣が集められ、マダム・タッソー蝋人形館は大入満員。大英帝国の繁栄の下、ますます巨大化・多様化する見世物興行の数々。」


目次:

第12章 ディオラマ
第13章 パノラマ百態
第14章 パノラマ劇場
第15章 動くパノラマ
第16章 光学、機械、幽霊
第17章 幕間――見世物とロンドンの市民生活
第18章 ウィリアム・ブロックとエジプシャン・ホール
第19章 進歩の時代のフリークス
第20章 高貴な野蛮人再考
第21章 古代趣味と異国趣味
第22章 動物王国における生と死
第23章 動物園と遊園地
第24章 蝋人形と肉体芸術
文献注
一八世紀ロンドン市街図



ロンドンの見世物07

「ディオラマ。「霧の廃墟」」


ロンドンの見世物08

「コズモラマ。」


ロンドンの見世物09

「ピカディリー通り22番地にあるブロックのリヴァプール博物館」


ロンドンの見世物10

「カッペルリのネコの芸当の広告ビラ、1832年。」



R・D・オールティック 『ロンドンの見世物 III』 
小池滋 監訳

浜名恵美・高山宏・森利夫・村田靖子・井出弘之 訳

国書刊行会 1990年6月30日初版第1刷発行
421p 訳者紹介1p 索引xxxii
A5判 丸背紙装上製本 カバー 定価4,300円(本体4,175円)
装訂: 平野甲賀
Richard D. Altick : The Shows of London, 1978



ロンドンの見世物11


帯文:

「万国博と見世物の饗宴
世紀の大イベント、ロンドン万国博覧会と
帝都を熱狂せしめた新奇な発明、ショーの数々
驚天動地のヴィクトリア朝見世物盛衰記」



帯背:

「水晶宮の
影の下に」



帯裏:

「登場する主な見世物
姿なき少女/大発見/アポロニコン/顎叩き/自動オーケストラ/天文学ショー/科学講演/酸水素顕微鏡/カンテロの孵卵器/テムズ・トンネル/蒸気銃/アデレイド・ギャラリー/潜水鐘/ポリテクニック/戦場模型/刺繍画/ナショナル・ギャラリー/大英博物館/幸せな家族/水晶宮/インドへの大陸横断路/ワイルドの大地球儀/モンブラン登頂/パノプティコン/サウス・ケンジントン博物館/ペパーの幽霊」



カバーそで文:

「19世紀のめざましい技術革新は見世物の世界にも変化をもたらした。自動オーケストラ、詩作機械、「姿なき少女」など、新奇な機械仕掛けの数々が人々を驚倒させ、天文学ショーやファラディの公開科学講座が、教育と見世物を結びつける。戦場や都市の精巧なミニチュア模型、ワイルドの大地球儀、「モンブラン登頂」ショーが、大英帝国の版図拡張に沸く国民の好奇心をかきたて、大英博物館など公共施設の開放が国会で審議される。そしてハイド・パークの「ガラスと鉄の殿堂」水晶宮の下、世界中の人・物・情報を集めた世紀の大イベント――1851年ロンドン万国博覧会の開催。その未曾有の盛況ぶりにヴィクトリア朝見世物産業の変遷を追う。見世物の社会史全3巻完結。」


目次:

第25章 またまた機械仕掛けの見世物
第26章 科学のふたつの顔
第27章 大衆のためのテクノロジー
第28章 手工芸品と模型
第29章 民衆に開かれた美術
第30章 幕間――見世物産業の内幕
第31章 国家的モニュメント
第32章 水晶宮の年――一八五一年
第33章 五〇年代I 新しいライフ・スタイルとパノラマの衰退
第34章 五〇年代II 旧き秩序は移ろう
エピローグ
文献注
一九世紀ロンドン市街図
英国見世物史年表
訳者あとがき (小池滋)
人名索引/事項索引



ロンドンの見世物12

「幸せな家族」(The Happy Family)
「多種類の小動物、鳥が、単一の檻の中で仲睦まじく暮らしている」


ロンドンの見世物13

「水晶宮内部」


ロンドンの見世物14

「ロイヤル・パノプティコン」


ロンドンの見世物15

背表紙。


ロンドンの見世物16

カバーを外してみた。順不同。


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プロフィール

ひとでなしの猫

Author:ひとでなしの猫
 
うまれたときからひとでなし
なぜならわたしはねこだから
 
◆「樽のなかのディオゲネス」から「ねこぢる」まで◆

Koro-pok-Guru
Away with the Fairies

難破した人々の為に。

分野: パタフィジック。

趣味: 図書館ごっこ。

好物: 鉱物。スカシカシパン。タコノマクラ。

将来の夢: 石ころ。

尊敬する人物: ジョゼフ・メリック、ジョゼフ・コーネル、尾形亀之助、森田童子。

ハンス・アスペルガー・メモリアル・バーベキュー。

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