『埴谷雄高作品集 別巻 埴谷雄高論』

『埴谷雄高作品集 別巻 
埴谷雄高論』


河出書房新社 1972年11月25日初版印刷/同30日発行
450p A5判 角背紙装上製本 貼函 定価2,000円
装画: 駒井哲郎
装本: 杉浦康平

月報 別巻:
復元能力について(平野謙)/俗人・埴谷雄高(平田次三郎)/つぎの時間のなかの象徴(日高六郎)/戦争が終つたあと(中田耕治)



どうも、私です。すきなキッズはスキゾキッズです。本書はずっとまえに古本屋で全六巻+別巻セットでうられていたのを買いました。埴谷雄高本人が書いたものはさくさく楽しくよめるのですが、他の人が埴谷雄高について書いた文章はなにをいっているのかさっぱりわかりません。というか、最後までよむ気力がおこらないです。困ったものです。


埴谷雄高作品集別巻


目次:

“あつは”と“ぷふい” (武田泰淳) (「近代文学」 昭和23年3月号)
埴谷雄高論 (吉本隆明) (「論争」 第4号 昭和35年5月)
逸脱の論理 (高橋和巳) (「近代文学」 昭和36年3、4月号)
小説は改変する (秋山駿) (「文学界」 昭和42年3月号)
『死靈』入門 (本多秋五) (集英社版日本文学全集 『埴谷雄高・堀田善衛集』 解説 昭和43年11月)
死者もまた夢をみる (遠丸立) (「方向感覚」 11号 昭和40年5月)
『死靈』論 (桶谷秀昭) (「国文学」 昭和45年9、12月号)
ロマネスクの反語 (菅谷規矩雄) (「凶区」 第11号 昭和40年12月/「日本読書新聞」 昭和42年5月8日~9月18日)
『不合理ゆえに吾信ず』論・覚え書 (藤一也) (「朱羅」 第四号 昭和46年9月)
原初に自発するもの (日野啓三) (「文芸」 昭和47年3月号)
虚無主義の形成 (鶴見俊輔) (思想の科学研究会編 『共同研究 転向 上巻』 昭和34年1月 平凡社)
永久革命者とは何か (吉本隆明) (「論争」 第6号 昭和35年9月)
国家と存在の告発 (伊藤成彦) (「文学的立場」 第3号 昭和45年12月)
死滅せざるアナーキズム (宮内豊) (「文芸」 昭和46年9月号)
埴谷雄高の想像力 (竹内泰宏) (書き下ろし)
潜行と飛翔 (森川達也) (書き下ろし)
非在と意識 (粟津則雄) (「文芸」 昭和46年11月号)
「論理の忌まわしさ」について (白川正芳) (『埴谷雄高論』 書肆深夜叢書 昭和42年6月)
闇へ (諸田和治) (「審美」 11号 昭和44年12月)
自殺の形而上学 (磯田光一) (「文芸」 昭和43年2月号)

埴谷雄高年譜 (白川正芳 編)
参考文献一覧 (白川正芳 編)




◆本書より◆


鶴見俊輔 「虚無主義の形成」 より:

「数百年以前にほろぼされた立川流以外には、日本の伝統には埴谷の興味をひくものはなかつたように、見える。こうして、この国の文化の先人にも同時代人にもむすびつくことなしに、十数年間も一つの点として自分をおいておくということは、文学者としても市民としても、稀有の難事業である。これは、埴谷の精神分裂病的気質をよそにしては考えられない。健康であり正常であるものがことごとく翼賛体制の状況に衛生的に適応して行つた時代に、適応せずにおしとおしたのである。」





















































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ひ-2-改(ひとでなしの猫 2 改訂版)

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分野: パタフィジック。

趣味: 図書館ごっこ。

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将来の夢: 石ころ。

尊敬する人物: ジョゼフ・メリック、ジョゼフ・コーネル。

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