泉鏡花 『鏡花全集 巻廿七』

「凩や天狗が築く一夜塔」
(泉鏡花)


泉鏡花 『鏡花全集 巻廿七』

岩波書店 昭和17年10月20日第1刷発行
/昭和51年1月6日第2刷発行
830p 目次5p 
四六判 丸背紙装上製本 貼函
定価2,600円
正字・正かな/本文総ルビ

月報27(16p):
鏡花の旅(川村二郎)/鏡花自筆原稿解析2(鈴木勇)/思ひ出話 番町の先生(寺木定芳、昭和17年4~5月『鏡花全集巻十二・十六』月報より再録)/編集室より/図版5点(作品集「櫻草」大正2年3月刊/十和田湖紀行、昭和2年8月/昭和10年11月、鏡花夫妻と水上瀧太郎父子/逗子岩殿寺句碑「普門品ひねもす雨の櫻かな」/短冊「わか戀は人とる沼の花あやめ」)



目次

 小品
神樂坂七不思議 (明治28年3月)
妖怪年代記 (明治28年3月―6月)
鐵槌の音 (明治30年6月)
迷子 (明治30年8月)
十萬石 (明治30年10月)
怪談女の輪 (明治33年2月)
森の紫陽花 (明治34年8月)
山の手小景 (明治35年12月)
術三則 (明治39年2月)
聞きたるまゝ (明治40年2月)
花間文字 (明治41年4月)
妙齡 (明治41年5月)
錢湯 (明治42年12月)
松の葉 (明治43年1月)
畫の裡 (明治43年12月)
麥搗 (明治43年12月)
鑑定 (明治44年3月)
人參 (明治44年5月)
一席話 (明治45年1月)
唐模樣 (明治45年3月・6月)
廓そだち (明治45年5月)
みつ柏 (大正3年3月)
雛がたり (大正6年3月)
五月より (大正8年5月―12月)
月令十二態 (大正9年1月ー2月)
番茶話 (大正11年5月)
婦人十一題 (大正12年1月―11月)
くさびら (大正12年6月)
祭のこと (大正12年8月)
露宿 (大正12年10月)
十六夜 (大正12年10月)
間引菜 (大正12年11月)
春着 (大正13年1月)
湯どうふ (大正13年2月)
二三羽―十二三羽 (大正13年4月)
玉川の草 (大正13年10月)
火の用心の事 (大正15年4月―5月)
眞夏の梅 (大正15年9月)
麻を刈る (大正15年9月―10月)
深川淺景 (昭和2年7月―8月)
鳥影 (昭和3年1月)
九九九會小記 (昭和3年8月)
木莵俗見 (昭和6年8月)
若菜のうち (昭和8年2月)

 紀行
彌次行 (明治32年12月)
熱海の春 (明治35年1月)
城の石垣 (明治35年2月)
吉浦蜆 (明治36年2月)
道中一枚繪 その一 (明治37年1月)
道中一枚繪 その二 (明治38年7月)
左の窓 (明治37年7月)
日記の端 (明治38年5月)
大阪まで (大正7年10月)
七寶の柱 (大正10年7月)
飯坂ゆき (大正10年7月)
雨ふり (大正13年7月)
玉造日記 (大正13年7月―9月)
栃の實 (大正13年8月)
城崎を憶ふ (大正15年4月)
十和田湖 (昭和2年10月)
御存じより (昭和3年1月)
啄木鳥 (昭和3年1月)
十和田の夏霧 (昭和5年11月)

 唄

 俳句




◆本書「俳句」より◆

「 春

おぼろ夜(よ)や片輪車のきしる音

花李(はなすもゝ)美人の影の靑きまで

 夏

五月雨や尾を出しさうな石どうろ

黑猫のさし覗きけり靑簾

わが戀は人とる沼の花菖蒲(はなあやめ)

 秋

稻妻(いなづま)に道きく女はだしかな

木犀の香に染む雨の鴉かな

山姫やすゝきの中の京人形」

 冬

凩(こがらし)や天狗が築く一夜塔(いちやたふ)

路傍(みちばた)の石に夕日や枯すゝき」































































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ひとでなしの猫

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ひ-2-改(ひとでなしの猫 2 改訂版)

◆「樽のなかのディオゲネス」から「ねこぢる」まで◆

難破した人々の為に。

分野: パタフィジック。

趣味: 図書館ごっこ。

好物: 鉱物。スカシカシパン。タコノマクラ。

将来の夢: 石ころ。

尊敬する人物: ジョゼフ・メリック、ジョゼフ・コーネル。

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