J・A・コメニウス 『世界図絵』 井ノ口淳三 訳 (平凡社ライブラリー)

J・A・コメニウス 
『世界図絵』 
井ノ口淳三 訳
 
平凡社ライブラリー 129/こ-4-1

平凡社
1995年12月15日 初版第1刷
2002年1月25日 初版第2刷
385p
B6変型判(16cm) 並装 カバー
定価1,359円(税別)
装幀: 中垣信夫
カバー・マーブル制作: 製本工房リーブル
カバー: 本文中の図版「天空」「寛大」に水月千春が着彩。


「本著作は一九八八年五月、ミネルヴァ書房より刊行されたものです。」



Johann Amos Comenius: Orbis sensualium pictus
図版(モノクロ)多数。


コメニウス 世界図絵 01


カバー文:

「世界ではじめて出版された、子供のための「絵本」「絵入りの教科書」。
17世紀当時の世界観に基づくさまざまな事物を素朴な木版画とやさしい文章でときあかす、教育史・思想史における不朽の古典。」




目次:

読者への序言
入門

1 神
2 世界
3 天空
4 火
5 空気
6 水
7 雲
8 大地
9 大地の作物
10 金属
11 石
12 樹木
13 果樹
14 花
15 野菜
16 穀物
17 灌木[かんぼく]
18 動物と鳥
19 家禽[かきん]
20 啼鳥
21 野鳥
22 猛禽類[もうきんるい]
23 水鳥
24 昆虫
25 四足動物および家畜、その一
26 家畜
27 役畜[えきちく]
28 野性の畜群
29 野獣
30 爬虫類[はちゅうるい]
31 這う虫
32 両棲類[りょうせいるい]
33 川と湖の魚
34 海の魚と貝
35 人間
36 人間の七つの年齢段階
37 人間の身体
38 頭と手
39 筋肉と内臓
40 脈管と骨格
41 外部と内部の感覚
42 人間の魂
43 変形と異常発育の人
44 造園
45 農耕
46 牧畜
47 蜂蜜製造
48 製粉業
49 パン製造
50 漁獲
51 捕鳥
52 狩り
53 肉屋
54 料理
55 ぶどうの収穫
56 ビール醸造
57 会食
58 亜麻つくり
59 織物
60 亜麻布
61 仕立て屋
62 靴屋
63 大工
64 左官
65 機械器具
66 家
67 鉱山
68 鍛冶屋[かじや]
69 指物師[さしものし]とろくろ細工師[さいくし]
70 陶工
71 家の部屋
72 居間と寝室
73 井戸
74 浴場
75 理髪店
76 馬小屋
77 時計
78 絵画
79 鏡
80 おけ屋
81 綱つくり人と革ひも屋
82 旅人
83 馬に乗る人
84 車両
85 運送
86 渡し場
87 水泳
88 ガレー船
89 貨物船
90 難破[なんぱ]
91 書法
92 紙
93 印刷術
94 本屋
95 製本屋
96 本
97 学校
98 書斎
99 文辞
100 楽器
101 哲学
102 測量術
103 天球
104 惑星の位置
105 月の状態
106 日食・月食
107 地球
108 ヨーロッパ
109 倫理学
110 英知
111 勤勉
112 節制
113 勇気
114 忍耐
115 人間性
116 正義
117 寛大
118 結婚
119 親類関係の系統樹
120 両親
121 主従社会
122 都市
123 都市の内部
124 裁判所
125 犯罪者の身体刑
126 商売
127 計量と重さ
128 医術
129 埋葬
130 演劇
131 奇術
132 格闘練習場
133 球技
134 盤上遊戯
135 競走
136 少年の遊び
137 王国と属州
138 王の尊厳
139 兵士
140 陣営
141 軍隊と戦闘
142 海戦
143 都市包囲[としほうい]
144 宗教
145 異教
146 ユダヤ教
147 キリスト教
148 マホメット教
149 神の摂理
150 最後の審判

結び

コメニウスの生涯 (井ノ口淳三)
『世界図絵』の意義 (井ノ口淳三)
訳者あとがき

解説――コメニウス・リヴァイズド (高山宏)




◆本書より◆



コメニウス 世界図絵 02


「41 外部と内部の感覚」。



コメニウス 世界図絵 03


「42 人間の魂」。



コメニウス 世界図絵 04


「43 変形と異常発育の人」より:

異常発育変形の人は、一般の姿と次のように身体が異なっています。
 途方もなく大きな人、とても小さな人二人分の身体が一つになっている人双頭症の人および同様の変形の人。
 少数ですが次のような人もいます。頭の大きすぎる人大きな鼻の人くちびるの厚ぼったい人ほおのふくらんでいる人斜視の人斜頭の人甲状腺腫にかかっている人背中にこぶができた人ひざが内側に曲がった人尖頭体(せんとうたい)の人、そして頭の毛のうすくなった人もここにつけ加えておきましょう。」




コメニウス 世界図絵 05


「87 水泳」。



「125 犯罪者の身体刑」より:

犯罪者は(拷問されるのが常ですが)牢獄から刑吏(けいり)によって処刑場へ連れ出されるか、あるいは馬で引きずられて行きます
 盗人死刑執行人によって絞首台につるされ、
 姦夫(かんぷ)は首をはねられます。
 殺人犯強盗犯(海賊)は、車裂きの刑車の上に足を砕かれて置かれるか、またはくいに突き通され、
 魔女(吸血鬼)は火刑場で焼かれます。
 処刑される前に、舌を抜かれるか、断頭台の上で手を切り落とされるか、あるいは火ばさみでこがされる者もいます。
 命をささげた者は、さらし台にくくりつけられ、つるし刑にされ木馬の刑具に乗せられ、耳をちょん切られ、
 むちで打たれ、焼き印を押され、追放され、ガリー船をこがされるか、永遠に牢獄に入れられるかの罪を宣告されます。」




「150 最後の審判」より:

「最後の日がきっと来るでしょう。」
「その時、敬虔(けいけん)な人(正義の人)と選ばれた人が永遠の生命の中へ、至福の場所へ、および新しいエルサレムへ入っていくでしょう。
 しかし不信心な者やとがめを受けた者悪魔とともに、永遠に責めさいなまれるために、地獄へ突き落とされるでありましょう。」





こちらもご参照ください:

中野美代子/武田雅哉 編訳 『世紀末中国のかわら版 ― 絵入新聞『点石斎画報』の世界』 (中公文庫)




































































































関連記事
スポンサーサイト
プロフィール

ひとでなしの猫

Author:ひとでなしの猫
ひ-2-改(ひとでなしの猫 2 改訂版)

◆「樽のなかのディオゲネス」から「ねこぢる」まで◆

難破した人々の為に。

分野: パタフィジック。

趣味: 図書館ごっこ。

好物: 鉱物。スカシカシパン。タコノマクラ。

将来の夢: 石ころ。

尊敬する人物: ジョゼフ・メリック、ジョゼフ・コーネル。

最近の記事
カテゴリー
ブログ内検索
リンク
フリーエリア
netakiri nekotaroの最近読んだ本