『安西冬衛全集  第六巻  童話、歌詞 他』

「春雷や韃靼の地図壁にあり」
(安西冬衞)


『安西冬衞全集 
第六卷 
童話、歌詞 他』


宝文館出版
昭和59年9月20日 第1刷発行
405p 口絵(モノクロ)1葉
A5判 丸背紙装上製本 貼函
定価4,500円
装釘: 濱田濱雄

月報 10 (4p):
千葉宣一「安西冬衛研究の方法的反省」/谷田啓一「安西冬衛の日記」/編集室から



本書「後記」より:

「本巻には、童話・歌詞・短歌・俳句・時評を、それぞれ年代順に収めた。」


新字・新かな(一部旧かな)。


安西冬衛全集


目次:

童話
 ほらあなの奇蹟
 三日月(みかづき)と エプロン
 ウェコの竜巻(たつまき)

歌詞
 校歌、他
 市歌・町歌、他
 所歌・院歌、他
 社歌、他
 讃歌、小唄、他
 童謡・ラジオ歌謡

短歌・俳句
 短歌
 俳句

時評(一)
 文芸時評・書評
 音楽・美術展評、他
 映画評

時評(二)
 放送時評
 ラジオ評――聞いたまま

後記 (山田野理夫)




◆本書より◆


「俳句」より:


「○春泥集 (大正十四年頃)」より:

「春雷や韃靼の地図壁にあり」


「○不知奈鈔 「亜」三十号 (昭和二年四月)」より:

「吾妹が舌よごれて白し不知奈摺」


「時評(一)」より:


「稚拙感と詩の原始復帰に就いて」より:

「稚拙感は美意識の一進展である。ひとり是は造形美術の上に留まらない。あらゆる芸術は、すべて単純から複雑へ、軈て復、元の単純に還るべきものである。ここに一つの進展がある。今日の絵画の新らしい主潮は、このアンリ・ルソオに源を発した原始復帰の傾向である。稚拙感はこの原始復帰の審美観念に外ならない。原始の純一に還れ――ただこの際、誤つてならないのは、その単純さが安易なる単純さであつてはならないことである。芸術の上に於ける単純さは、複雑さ極まつての単純さでなければならない。」






























































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ひとでなしの猫

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ひ-2-改(ひとでなしの猫 2 改訂版)

◆「樽のなかのディオゲネス」から「ねこぢる」まで◆

難破した人々の為に。

分野: パタフィジック。

趣味: 図書館ごっこ。

好物: 鉱物。スカシカシパン。タコノマクラ。

将来の夢: 石ころ。

尊敬する人物: ジョゼフ・メリック、ジョゼフ・コーネル。

ハンス・アスペルガー・メモリアル・バーベキュー。

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