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Catapilla 『Catapilla』『Changes』


Catapilla 
『Catapilla』



catapilla 1


LP: Vertigo 6360 029 (1971)
CD: Green Tree/Repertoire GTR 009 (1993)

1. Naked Death 15:36
2. Tumbleweed 3:58
3. Promises 5:43
4. Embryonic Fusion 24:09
All tracks written by: Wilson/Reinhardt/Calvert/Frith/Meek

Anna Meek: vocals
Thierry Reinhardt: tenor alto flute clarinet
Hugh Eaglestone: tenor saxophone
Robert Calvert: alto tenor saxophone
Dave Taylor: bass
Malcolm Frith: drummer
Graham Wilson: lead guitarist

Producer: Patrick Meehan Jnr.
Engineer: Lou Austin
Sleeve Design: Rick Breack




Catapilla 
『Changes』



catapilla 2


LP: Vertigo 6360 074 (1972)
CD: Green Tree/Repertoire GTR-010 (1993)

1. Reflections (Wilson/Calvert/Meek) 12:06
2. Charing Cross (Wilson/Calvert/Meek) 6:45
3. Thank Christ for George (Wilson/Calvert/Meek) 12:07
4. It Could Only Happen To Me (Wilson/Calvert) 6:45

Graham Wilson: guitar
Ralph Rolinson: organ and electric piano
Carl Wassard: electric bass
Brian Hanson: drums
Robert Calvert: soprano alto tenor electric and acoustic saxophones
Anna Meek: vocals

Producer: Colin Caldwell
Lyrics on all tracks written by: Anna B. Meek
Titles by: George Wlodzimier Borkowski
Designed by: Martin Dean




◆感想◆


キャタピラの二枚のアルバムは Repertoire からの再発でききました。プログレファン、というかプログレマニアにとって、1990年代における Repertoire の存在はたいへんありがたいものでした。
それはそれとして、ブラック・サバスのマネージャーだったパトリック・ミーハンのプロデュースでヴァーティゴ・レーベルからデビューしたキャタピラのファーストは、サックス・アンサンブルで重装備したヘヴィ・サイケでした。ワウギターが延々とソロをとったりします。しかしキャタピラでキーになるのはなんといっても女性ヴォーカルのアンナ・ミークです。レコーディング直前に脱退してしまった姉に代ってヴォーカリストに抜擢されたということで、不安定な声でいっしょうけんめい歌ったり叫んだりしています。そのへんはたとえばカーヴド・エアのソーニャ・クリスティーナのライブでの暴れっぷりに近いような、しかしそれほどふっきれているわけでもない、きいていてひやひやするような、あたたかく見守ってあげなければならないような、そんなフラワーチルドレンな感じです。音の方はいろいろ工夫していますが、たいしてオリジナリティがあるわけでもないです。しかしこれはこれでよいです。
そして「音楽性の違い」によるメンバーの入れ替えを経てリリースされた、夢にでてきそうな不気味なジャケ絵が印象的なセカンドでは、不安感を煽るサックスとヴォーカルのイントロから始まって、ゴング(ジリ・スマイス)、あるいは後にニュークリアスのジェフ・クラインが結成したターニング・ポイント(ペピ・レマー)を思わせるようなジャズ・ロックをやっていますが(あれほどテクニカルではないですが)、相変らず不安定な(よくいえば浮遊感のある)アンナ・ミークのヴォーカル、というかヴォイス・パフォーマンスがここでは奏効しています。とはいえ、幻の名盤というほどではないです。しかしながらこのへんのマイナーバンドが醸し出すもやもや感はわりと好きなのでこれはこれでよいです。



Catapilla - Tumbleweed





Catapilla - Charing Cross











































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ひとでなしの猫

Author:ひとでなしの猫
 
うまれたときからひとでなし
なぜならわたしはねこだから
 
◆「樽のなかのディオゲネス」から「ねこぢる」まで◆

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Away with the Fairies

難破した人々の為に。

分野: パタフィジック。

趣味: 図書館ごっこ。

好物: 鉱物。スカシカシパン。タコノマクラ。

将来の夢: 石ころ。

尊敬する人物: ジョゼフ・メリック、ジョゼフ・コーネル、尾形亀之助、森田童子。

ハンス・アスペルガー・メモリアル・バーベキュー。

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