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ステファヌ・マラルメ 『骰子一擲』 秋山澄夫 訳

ステファヌ・マラルメ 
『骰子一擲』
秋山澄夫 訳


思潮社 
1984年12月1日 改訂版第1刷発行
82p(うち別丁図版24p)
22×14cm 並装 カバー 
定価1,200円



本書「日本語訳・骰子一擲・ノート」(1968年3月)より:
 
「この作品は、作者の死の前年、1897年5月、〈コスモポリス〉という雑誌に掲載され、後に、豪華単行本として出版されることになり、死の直前まで手を入れていたようであるが、1898年9月9日の突然の死のため、そのままになってしまった。(中略)死後15年以上経過した1914年に、女婿のボニオ氏その他の尽力で、nrf 社から大型普及版として刊行された。この版の基礎となったとおもわれる作者自筆の校正刷りは、その後、約半世紀間ゆくえがわからなかったが、1960年の秋、パリの稀覯本商ピエール・ベレース氏の売立目録に載り、これが或アメリカ人の手に買い取られた。スタンフォード大学のマラルメ学者ロバート・グリア・コーン氏の近著にその写真が掲載されたのを機会に、思潮社に於いて決定版テクストの校訂が企画され、ここに日本語訳と同時刊行の実現を見たわけである。」


本書「あとがき」より:

「昭和42、3年の交、『骰子一擲』を『仏文テクスト』と共に、『イジチュール』の訳も添えて3冊1セットとし、(中略)大判100部限定版として刊行したことは前掲〈ノート〉に記載したとおりであるが、その際同時に『骰子一擲』のみを別に小型普及版として刊行する予定であった。が諸般の事情のため、『イジチュール』が先に普及本として流布し、『骰子一擲』の方は(中略)今日にいたってやっとここに実現をみたわけである。
 普及版上梓に当って全体を再検討し、やや飽き足りないところの眼についた〈序〉を改訳、しかし作品そのものの方は手つかずそのままとした。」



Stéphane Mallarmé: Un coup de dés jamais n'abolira le hasard


マラルメ 骰子一擲 01


帯文:

「死の直前まで校正刷りに手を入れ完璧を期していたマラルメ最後の著作。〈なぜ世界はかくあらねばならないか〉。マラルメは激しく問い返す。〈かくある必要はいささかもなし〉。最後の朱入れ校正刷りを挿入した決定訳。」


帯背:

「言語の内面の音楽性と
外面の造型性との統合」



マラルメ 骰子一擲 02


内容:


骰子一擲いかで偶然を廃棄すべき
Le texte inédit
最後のマラルメ

日本語訳・骰子一擲・ノート/あとがき (訳者)



マラルメ 骰子一擲 03




こちらもご参照ください:

ステファヌ・マラルメ 『イジチュールまたはエルベノンの狂気』 秋山澄夫 訳
Stéphane Mallarmé 『Autobiographie: Lettre à Verlaine』










































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難破した人々の為に。

分野: パタフィジック。

趣味: 図書館ごっこ。

好物: 鉱物。スカシカシパン。タコノマクラ。

将来の夢: 石ころ。

尊敬する人物: ジョゼフ・メリック、ジョゼフ・コーネル、尾形亀之助、森田童子。

ハンス・アスペルガー・メモリアル・バーベキュー。

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