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マックス・エルンスト 『慈善週間 ― または七大元素(小説)』 巌谷国士 訳

「・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・」

(ペトリュス・ボレル 『これは何か』)


マックス・エルンスト 
『慈善週間
― または七大元素(小説)』 
巖谷國士 訳

眼は未開の状態にある叢書 6

河出書房新社 
昭和52年2月15日 発行
全406p(ノンブル記載なし)
24.5×19.5cm 
仮フランス装 
函 函ビニールカバー
定価3,800円
装幀: 野中ユリ



Max Ernst: Une semaine de bonté, ou les sept éléments capitaux (Roman), 1934。
マックス・エルンストの「コラージュ・ロマン」第三作。「(小説)」となっていますが、各章にエピグラフ(引用)があるだけで、文章はないです。解説もないです。
いろんなモンスター(吸血鬼や「チキン・ジョージ」を思わせる鶏人間)が出てくるので、個人的には最も愛着が深い一冊です。


エルンスト 慈善週間 01


帯文:

「神話的幻想の極致を創出!
絵画と文学の統合を果した
最後のコラージュ・ロマン」



帯背:

「眼は未開の状態にある叢書 6
二十世紀の奇書」



エルンスト 慈善週間 02


内容:
 
第1のノート 日曜日
 元素――泥 例――ベルフォールの獅子

第2のノート 月曜日
  元素――水 例――水
第3のノート 火曜日
  元素――火 例――竜の宮廷
第4のノート 水曜日
  元素――血 例――オイディプース
第5のノート 木曜日、金曜日、土曜日
 木曜日
  元素――黒 第一例――鶏の笑い
 木曜日
  元素――黒 もう一例――イースター島
 金曜日
  元素――視覚 例――視覚の内部 三つの見える詩
   第一の見える詩
   第二の見える詩
   第三の見える詩
 土曜日
  元素――未知 例――野の鍵



エルンスト 慈善週間 03



◆本書より◆


エルンスト 慈善週間 04


エルンスト 慈善週間 05


エルンスト 慈善週間 06


エルンスト 慈善週間 07


エルンスト 慈善週間 08


エルンスト 慈善週間 09


エルンスト 慈善週間 10


エルンスト 慈善週間 11


エルンスト 慈善週間 12



こちらもご参照下さい:

眼は未開の状態にある叢書 1 マックス・エルンスト 『百頭女』 
眼は未開の状態にある叢書 3 マックス・エルンスト 『絵画の彼岸』
巖谷國士 『シュルレアリストたち ― 眼と不可思議』



















































































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うまれたときからひとでなし
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難破した人々の為に。

分野: パタフィジック。

趣味: 図書館ごっこ。

好物: 鉱物。スカシカシパン。タコノマクラ。

将来の夢: 石ころ。

尊敬する人物: ジョゼフ・メリック、ジョゼフ・コーネル、尾形亀之助、デレク・ベイリー、森田童子。


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