『シュルレアリスム読本 1 シュルレアリスムの詩』

「流星たちの時刻はまだ到来していない。」
(ブルトン=スーポー 「磁場」 より)


『シュルレアリスム読本 1 
シュルレアリスムの詩』


思潮社 1981年1月15日発行
306p 
A5判 並装 
定価980円
表紙・本文レイアウト: 清原悦志



「シュルレアリスム読本」全四冊。
本文中図版(モノクロ)多数。


シュルレアリスムの詩1


シュルレアリスムの詩2


目次:

★詩集
レーモン・ルーセル (訳: 粟津則雄)
 『続アフリカの印象』
  血が出るまでなめると黄疸の癒る柱
アルフレッド・ジャリ (訳: 宮川明子)
 『フォーストロール博士の言行録』
  獣に変じたネブカドネザル
  河と牧場
  髪はアダムとイヴに善悪を知る樹に触れることを禁ずる 反逆天使の逃走
  愛
  恋する男と医師たち
 『日々と夜々』
  ヒース生い繁る……
 『ユビュ王』
  ちょんぎり首の唄
 「ルヴュ・ブランシュ」
  王の沐浴
  詩人と琴
ピエール・ルヴェルディ (訳: 高村智)
 『はずむ球』
  街の太陽
  瞼のうしろ
  そこかあそこ
  いずこかしらず
  焰
 『風の泉』
  言葉がおりる
  太鼓を鳴らして
  海にむかって
  降下
トリスタン・ツァラ (訳: 江原順)
 『近似的人間』
  I
  II
アンドレ・ブルトン (訳: 大岡信)
 『溶ける魚』
  第十章
  第十四章
  第十七章
  第二十章
  第二十四章
ブルトン=スーポー (訳: 阿部良雄)
 『磁場』
  蝕
ブルトン=エリュアール (訳: 大岡信)
 『処女懐胎』
  全身麻痺の仮病の試み
  習慣の力
ポール・エリュアール (訳: 安東次男)
 『知の擁護』
  1
  2
  3
  4
  5
  6
  7
  8
  9
ポール・エリュアール (訳: 大岡信)
 『生の必要物と夢の結果』
  花ばな
 『反復』
  マックス・エルンスト
  恋びと
 『生の下積み、あるいは人間のピラミッド』
  はじめに、荘厳と華麗への
  生きている遺骨
 『みんなの薔薇』
  二滴の水のように(断章)
ルイ・アラゴン (訳: 小島輝正)
 『永久運動』
  頭巾外套と剣の詩
 『上機嫌』
  忌避者
  RAMO DEI MORTI (死者たちの小枝)
  万事休す
 『加害者被害者』
  致し方なし
フィリップ・スーポー (訳: 江原順)
 『羅針盤』
  苦しみ
  対蹠地
  地平線
  シネマ・パレス
  ある大通りの偉大な憂愁
  茶の時間
  ぼくは嘘をつく
  他の場所で
ロベール・デスノス (訳: 清岡卓行)
 『暗闇』
  ロベール・デスノスの声
  不定法
  罪の金曜日
  固定観念
  柳の木の下で
アントナン・アルトー (訳: 飯島耕一)
 『ジャック・リヴィエールとの往復書簡』
  叫び
 『アルトー全集』第一巻
  悪しき夢想者
 『空の双六』
  ドイツのオルガン
  雪
  祈り
  愛
  罠
  ロマンス
  オルガンと硫酸
  月
ミッシェル・レリス (訳: 宮原庸太郎)
 「ミロ展カタログ」
  ホアン・ミロ讃
バンジャマン・ペレ (訳: 飯島耕一)
 「ミロ展カタログ」
  眼の中の髪
 『薪のうしろで』
  何度もくりかえして
 『あのパンをぼくはもう食べない』
  二月六日
 『私は昇華させる』
  もしもし
 『三つのサクランボと一匹の鰯』
  三つのサクランボと一匹の鰯
ルネ・シャール (訳: 窪田般彌)
 『共通の現存』
  にぎりしめた拳……
  森が……であるためには
  笊屋の恋びと
  ピレネー
  A***
  変らぬこころ
  細心な女
  アントナン・アルトー
  きみはよく出かけた、アルチュール・ランボーよ
  美しい建物と予感
  高麗鶯
エメ・セゼール (訳: 渋沢孝輔)
 『故国復帰のノート』
  故国復帰のノート(抄)
 『太陽、はねられた首』
  野蛮
  沈黙の十字軍
 『鉄の枷』
  厳しい季節
レーモン・クノー (訳: 弓削三男)
 『レ・ジオー』
  アニエールの犬たち
  隠喩解義
 『運命の時』
  そんなにこわくはないさ
ジャック・プレヴェール (訳: 大岡信)
 『ことば』
  フランス国パリ市における仮面晩餐会の描写の試み
  アリカンテ
  朝の食事
ピエール・ド・マンディアルグ (訳: 天沢退二郎)
 『私の現在点』
  夜・愛
ジュリアン・グラック (訳: 天沢退二郎)
 セルタレホの高原地方
 オランダ領フランドルの昼寝
ジョイス・マンスール (訳: 飯島耕一)
 『叫び』
  食べてはいけない……
 『裂け目』
  招んで下さい……
  あたしは一つの手を植えました……
  電話が鳴る……
オクタビオ・パス (訳: 鼓直)
 『雲の形』
  垣間見られた生
 『讃歌のための種子』
  緑色のインクで書かれたもの
 『激しい季節』
  廃墟のなかの讃歌
 『鷲か太陽か』
  ウアステカ族の女
 『巧妙なる日々』
  発射
 『火蜥蜴』
  リヴァーシブル
  少女
  越えてゆく
 『始原へ向けて』
  戒め
 『東斜面』
  軸
  

★詩人論
アンリ・パストゥロー 「プレシュルレアリスム詩における諸影響」 (訳: 恩蔵昇・湊健l志)
浜田明 「トリスタン・ツァラ論 破壊とリリスム」
宮川明子 「アルフレッド・ジャリ論 超現実の宝の箱」
川上勉 「ルイ・アラゴン論 環形の夢を見よ」
高村智 「ポール・エリュアール論 エリュアールの詩法」
利光哲夫 「アントナン・アルトー論 鳥・心の詩・演劇」
岡谷公二 「ミッシェル・レリス論 レリスの民俗学」
ジョルジュ・ブラン 「ルネ・シャール論 共通の現前(コミューヌ・プレザンス)」 (訳: 阿部良雄)
滝田文彦 「レーモン・クノー論 シュルレアリスムの刻印」
品田一良 「ピエール・ド・マンディアルグ論 マンディアルグの道」
野谷文昭 「オクタビオ・パス論 パスのエロティシズム」

★詩論
入沢康夫 「ネルヴァル――シュルレアリスムの先駆者? シュルレアリスムのネルヴァル観」
ピエール・ルヴェルディ 「イマージュ論」 (訳・解説: 高橋彦明)
ロジェ・カイヨワ 「シュルレアリスムの介入」 (訳: 佐藤東洋麿・阿部良雄/解説: 阿部良雄)
モーリス・ブランショ 「シュルレアリスムについての考察」 (訳: 田中淳一)

★資料
詩を中心としたシュルレアリスト64人 (編: 斎藤勝)
日本におけるシュルレアリスム文献目録 (編: 鶴岡善久・鈴木邦夫)
シュルレアリストアルバム (図版)



シュルレアリスムの詩3



◆本書より◆


ジョイス・マンスール「食べてはいけない……」(飯島耕一 訳):

「他人の子供たちを食べてはいけない
なぜって彼らの肉はあなた方のとても美しい歯もつ口の中で腐るだろうから
夏の赤い花々を食べてはいけない
なぜって花の汁は はりつけ にされた子供たちの血なのだから
貧しい人々の黒パンを食べてはいけない
なぜってそのパンは彼らの酸の涙で肥やされているのだから
あなた方の長い長い肉体のなかに根をもっているはずだから
食べてはいけない あなた方の肉体は喪の大地の上に
秋をつくって
自らはしぼみ死ぬのだから」



シュルレアリスムの詩4


ルネ・シャール「美しい建物と予感」(窪田般彌 訳)より:

「森のなかの純粋な眼が
なきながら 住むことのできる頭をさがしている。」



シュルレアリスム読本







































































































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難破した人々の為に。

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趣味: 図書館ごっこ。

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将来の夢: 石ころ。

尊敬する人物: ジョゼフ・メリック、ジョゼフ・コーネル。

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