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桑原甲子雄 『東京下町 1930』

桑原甲子雄 
『東京下町
1930』


河出書房新社 
2006年11月20日 初版印刷
2006年11月30日 初版発行
157p 
B5判 丸背紙装上製本 カバー 
定価2,800円+税
装幀・デザイン: 松田行正・日向麻梨子



くわばら・きねお、1913年生まれ、2007年逝去。
写真図版(モノクロ)133点。本文二段組。


桑原甲子雄 東京下町 01

 
帯文:

「揺れる1930年代、昭和戦前の記憶
下谷、浅草、上野、京橋、荒川、麹町、日本橋……東京・下町を歩き、
時代をフィルムに焼き付けた伝説の写真家・桑原甲子雄の記念碑的作品の数々!!
一瞬に宿る人と街の息吹」



帯裏:

「私は、東京の下町に生まれた。
場所は、上野駅前の下谷区車坂町である。
ここはほとんどまわりを宿屋にとりかこまれたいわゆる“駅前旅館”街である。
季節ごとに、地方の修学旅行の学生たちがぞろぞろ出入りしていた。
そうして上野広小路の盛り場が近くにあって浅草公園の賑わいも指呼の間にあったから、
両方の盛り場にはさまれたわが車坂町の居住空間は、典型的な下町の列にはいるのであった。
……昭和12年には、日中戦争がはじまり、
やがて太平洋戦争へとざわめきたってくる時代の風圧をも感じていたにちがいない。
私の写真が、盛り場を写してもなんとも物悲しいといわれるのは、
たぶん、そういう時代を敏感に意識していたゆえの所産だったかもしれない。
(桑原甲子雄「郷愁としての写真」より)」



目次:

下町幻影
娯楽の殿堂
水辺の風景
戦争の足音
過ぎ去りし日々
路地のその先
モダン東京
 
庶民の頭越しに戦争の足音が…… (桑原甲子雄)
私の略歴 (桑原甲子雄)




◆本書より◆


桑原甲子雄 東京下町 02


「昭和12年(1937) 浅草区松清町(台東区)
マネキン人形をつくる人形師の家。ショーウインドウにあるのは主人市川栄太郎さんの蠟人形」



桑原甲子雄 東京下町 05


「昭和11年(1936) 麹町区丸ノ内(千代田区) ゴミを満載した馬力車」


桑原甲子雄 東京下町 04


「昭和11年(1936) 麹町区日比谷(千代田区) 日比谷交差点付近。左に見えるのが今はない美松デパート」


桑原甲子雄 東京下町 03




こちらもご参照ください:

松山巖 『乱歩と東京』 (PARCO PICTURE BACKS)
『鬼海弘雄 写真集 東京迷路』
















































































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ひとでなしの猫

Author:ひとでなしの猫
 
うまれたときからひとでなし
なぜならわたしはねこだから
 
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Away with the Fairies

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分野: パタフィジック。

趣味: 図書館ごっこ。

好物: 鉱物。スカシカシパン。タコノマクラ。

将来の夢: 石ころ。

尊敬する人物: ジョゼフ・メリック、ジョゼフ・コーネル、尾形亀之助、森田童子。

ハンス・アスペルガー・メモリアル・バーベキュー。

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